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作詞：堂本剛 作曲：堂本光一
両親(おや)の愛が一つになって生まれた尊い命がいつしか両親を殺した
僕は画面越しにその事実を知って「またか」と呟くだけだった
それは愛乏(とぼ)しき愚かな行為だけど
感覚が麻痺してることにしないとこの魔界ではとても生きていけないから
僕は怖くて云えなかった 偽善者になるのが怖くて怖くて仕方なかった
この世界は歪んでる この世界は狂ってる って
誰かがそう云ってくれるのをひたすら待っていた僕に
それが愛乏しき行為だと 語る資格なんてないだろう
自分のHeart(ハート)、とっくに亡くしてるけど亡くしてることには気付かないことにしてる
自分のハートと向き合ってたらとてもこの地獄では生きていけないから
気付かなければ楽だから
君と一つになろうとした直前 僕は怖がった
僕たちの愛が生んだ愛が もし誰かを傷付けると思うと怖かった
僕たちの愛が創った愛を もし僕らが傷付けると思うと怖かった
困ってる人を見捨てる行為が正しいこの魔界で
自分の行いは全て偽善にされてしまうこの地獄で
愛を唱えることに 果たして神は許可証を出すのか？
両親の愛が一つになって生まれた尊い命をいつしか両親は殺した
僕は画面越しにその事実を知って「もうやめてくれ...」と云った
僕たちの愛の結晶の愛さえ傷付けないならそれでいいと思ってた
なんで画面越しに感じる遠くの悲しき愛を無視できるのに
自分の愛や近くの愛を慈しんで守れるんだろうと僕はやっと気付いた
もうカッコ付けるのも照れるのもやめようと神に誓う
やっぱりそういうのやめて自分に誓う
世界中の人々が愛に包まれますようにってちゃんと願う
それがひとつになることなのだから
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